
姜 尚中氏(カン サンジュン)書籍の「悩む力」が
売れている。。
世の中は依然として不透明で、経済的な
不安も多く、悩みつきない時代である。。
そんな人々の心の叫び答えがここにあるのかと
いう悲痛な思いでこの本を手に取る人も
多いのではないだろうか。。
では姜 尚中氏がいう「悩む力」とはいったい
なんなのであろうか??
一般的には悩みとは良くないもの、人生のおいて
排除すべきもので、悩みをどう解決するかに
その焦点が置かれるものである。。
しかしこの本では悩むことを肯定し、「適当に悩む
より、徹底的に悩んで突き抜ける」ことが大切という。。
氏の母親は波乱の生涯を送ったが、今思えば、抱えて
いた悩み、その苦悩は、海のように深く、広かった
分、人として生きる価値を見出すことができたという。。
マーク・トゥエインも「ユーモアの根源は哀愁である。」
という言葉を残しているように、切ない人生を自分の
中の光で灯して生きるその不屈の姿勢に、人としての
本当の尊厳があるのではないかと思いました。。
つまり「悩める人」にこそ生きる意味への意思が宿って
いるのでしょう。。
書籍の中では、マックス・ウェバーと夏目漱石の類似
点について述べられます。。
それは文明が進むほどに、人間が救いがたく孤立していく
ことを予言しており、現代はまさにそのようになっている
とのことであります。。
その上でその時代を引き受けてやろうという気概と潔さ
を持っている、、それこそが【悩む力】ということなのでしょう。。


